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すが漏れ
みなさまこんにちは。
今回は『すが漏れ』の予防と対処についてお伝えしたいと思います。
早速ですが、みなさんはすが漏れと雨漏りの違いをご存知でしょうか?
すが漏れ(すが漏り)
屋根に積もった雪が暖気で溶けて水になり、冷えると氷になり屋根に蓄積します。
日中プラス気温で夜間マイナス気温となる季節で寒暖差が大きい日に、日中の暖気や季節外れの雨による雪解け水を氷がせき止めしてしまい、行き場をなくした水が屋根防水の限界を超えて室内に侵入してしまう現象。
雨漏り
屋根板金の破損や経年劣化による隙間や穴から、室内に侵入してしまうこと。
つまり『すが漏れ』は積雪の多い地方で起こる現象なので、主に北海道や東北で発生すると言って良いでしょう。
予防対策
暖気の季節が来る前に、適度に雪降しを行い軒先側の氷を割っておく。
起きてしまった場合の対処法
もしすが漏れが起きてしまった場合は、屋根の雪を降ろして氷割りを行い、溜まった雪解け水を除去します。
2月も月末が近くなり、旭川も来週以降は日中の気温がプラスとなる日が増えてくるようです。
今のうちに雪降しと氷割りをお勧めします。
とは言え雪降しは危険を伴いますし、『屋根に上るのは怖い』という方は業者さんに依頼することもできます。
そして家計画のオーナー様で、もしすが漏れが発生した場合には動揺すると思いますが、焦らず落ち着いてご連絡ください。緊急時は家計画スタッフでお手伝いさせていただきます!
ちなみにすが漏れの『すが』とは東北地方の方言で『氷』という意味とのことです。
工事 林