スタッフブログ

設計士の自邸

渡邊 圭
デザインプランナー 渡邊 圭

いよいよ、私のマイホーム計画が形になってきました

設計士として日々お客様のお住まいづくりに携わる中で、
1案だけをご提案することはほとんどなく、いくつものプランを検討し、その中から最適な形を導き出しています。

その過程では、採用に至らない案も多くありますが、そうした積み重ねこそが設計士としての引き出しを増やしてくれていると感じています。
また、旅先で訪れた宿や施設で「これはいいな」と感じたアイデアも日々ストックし、今回の自邸で少しずつ形にしています

実はこの家、構想期間は約3年。
長いようであっという間ですが、その分しっかりと悩み、考え抜いた住まいになっています

私の家のテーマは、一つではありません。
➀ 心地よい居場所がいくつもあること
② 明るさだけでなく、暗さも豊かに感じられること
③ 掃除のしやすさを保ちながら、床の高低差で居場所をつくること
④ フリールームの新たな提案

こうしたテーマを複数持たせているため、
クロスや床色、キッチンなどの見た目のデザインはあえて抑えめにし、シンプルを軸にまとめています。

また、建築士らしく「線」を極力減らした納まりにも挑戦しています。
このあたりは、ぜひ完成時に体感していただきたいポイントです

その中で大切にしたのが、間取りのシンプルさです。
無駄を削ぎ落とし、生活動線を整理することで、日々の暮らしが自然と整うように計画しました

デザインも奇抜さではなく「飽きの来なさ」を重視し、
時間が経っても心地よく感じられる落ち着いた佇まいを目指しています

そして設計士として、やはり外せなかったのが「使い勝手」です。

収納の配置や動線、ちょっとした距離感まで、
「実際に暮らしたときにどう感じるか?」を何度もシミュレーションしました

普段お客様にお伝えしていることを、自分の家でも徹底している、そんな感覚です。

さらに今回は、間取りによって“涼しさ”や“暖かさ”を体感できる工夫にも挑戦しています
風の通り道や日射の取り込み方を意識し、
機械設備に頼りすぎず、自然の力を活かした快適さを目指しました。
完成後にどのように感じられるか、今からとても楽しみなポイントです

これから少しずつ、進捗の様子もお伝えしていきたいと思います。
OBの皆さまには次回のちくたくでも設計過程などより詳しくお伝えします
これからお住まいづくりをされる方には少しでも参考になるような内容をお届けできれば嬉しいです