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もう少しで春!?。。。

石原 哲雄
建築デザイナー 石原 哲雄

こんにちわ。
私事ですが、先週、長女が自動車免許を取得しまして、夜な夜な運転の練習に付き合っている( 付き合わせてもらっている )工事の石原です。

さて、今年の旭川の冬は雪が少なかったためか、昨年ほど除雪の苦労を感じなかった今シーズン ( これからの大雪はないと信じて。。。 ) ですが、少~しずつ気温も上がり始め、春が待ち遠しい今日この頃ですよね。
そんな中、まだ話は早い時期かもしれませんが、お庭の雑草処理のお話をさせて頂きたいと思いますね。

マイホームを持ちますと、大なり小なりではありますが、お庭は付き物です。

そのお庭には家庭菜園や芝生、また駐車スペースやバーベキュースペースなど、住まう方それぞれの用途があるかと思いますが、いづれの場所においても、何の措置もしておらず放置しておくと、当然雑草は生えてきます。
その雑草処理は、最初は楽しいかもしれませんが、毎年だと徐々に辛くなってくるもの。
我が家も新築時に最初は雑草処理( 草むしり )を楽しんでましたが、3~4年くらいで挫折しました。

そこで除草剤の登場ですが、除草剤といっても、闇雲に散布するのではなく、効果的な散布時期や時間帯、またその種類もあります。

まず除草剤は大きく2つの分類に分かれておりますので、それぞれの特徴をまとめてみました。



・土壌改善型 (どじょうかいぜんがた)
土壌改善型の除草剤は、土壌自体に使用する除草剤で、生い茂った雑草を枯らすというよりは、雑草の生育を抑制し、新しい根が成長したり、発芽するのを防ぐ効果があります。
ホームセンターさん等では、主に「粒状」・「遅効型」という種類・タイプで売られている除草剤が多いです。
散布時期としては、粒状を溶かして土壌に浸透させるため、雪解け後の春先、また秋などは雨あがりの日などが良いでしょう。
使用場所としては、土壌自体を改良し、他の植物も枯らしてしまう可能性も高いので、建物廻りや植物を育てない場所、駐車場などが良いかと思います。

・茎葉処理型 (けいようしょりがた)
茎葉処理型の除草剤は、草の葉っぱや茎を通して成分が吸収されるので、直接その雑草を枯らしていく効果があります。
ホームセンターさん等では、主に「液状」・「即効型」という種類・タイプで売られている除草剤が多いです。
散布時期としては、生えた雑草に直接散布するため、夏場が多いですが、真夏の日中などは液体が蒸発してしまい、思うような効果が得られないため、朝方や夕方に散布すると良いでしょう。
使用場所としては、即効性があるので、すでに雑草が生い茂った場所や、ピンポイントで枯らしたい雑草への散布が良いかと思います。



上記、内容を踏まえて、春・秋には土壌改善型の除草剤で雑草の生育を抑制し、それでも夏場に生えてきた雑草は茎葉処理型の除草剤で枯らしていくとより良いです。
また現在は様々な仕様用途の除草剤が販売されておりますので、その使用方法等をよく確認してみて、除草剤を使い分けてくださいね。

以上、近年新築された方やこれからマイホームを検討される方の参考になれば幸いです。