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電気式床暖房コントローラー交換して中身を見てみました。

早坂 達哉
建築デザイナー 早坂 達哉

電気式床暖房の温度制御やスイッチ、タイマー機能などを行う、コントローラがリレーの摩耗???により故障、交換作業に立ち合い、コントローラーの中身をのぞいてみました。


画面表示が明るく光っている3個が床暖房のコントローラーです。
(タイプはこのほかにももう一種類あります)

壁から外してみます。



何やら線がいっぱいつながっています。
床の温度を設定温度に保つ為に、ヒーターへの通電を入れたり切ったりしながら
一定温度を維持する仕組みになっており
コントローラーの中のリレーという部品で100,000回のon/off行うと
モニターに[F6]の表示「そろそろリレー摩耗が進み
故障する可能性が高くなりました。」という意味のお知らせが出るとの事、
しばらくはそのまま使えていたのですが、
その後動作しなくなってしまい、今回修理交換となりました。




写真の赤い矢印がリレーです。内部で接点の摩耗が進み、正しくon/offしなくなり故障になるとの事、こんな仕掛けのおかげで床の温度を調節制御しています。
使用することで摩耗してしまうので、床暖房システムの維持には、
交換が必要になってきます。もし電気式床暖房お使いのユーザー様で、不具合が出たときは
お問い合わせください。