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外壁/コーキングの簡単チェック
建物の耐久性を維持する上で、外壁のコーキングはとても重要な役割を
果たしています。
コーキングは外壁材継目や窓廻り等の接合部分をシール・防水していますが、
永久的なものではありません。年月と共に経年劣化が進行しますので、
その変化を把握して適切なメンテナンスを行う必要があります。
このコーキングの経年劣化はちょっとした観察で知ることができます。
チェックポイントは、
◎目地部分のコーキングを指で触ってみて、堅く弾力がなくなっていたり、
指先に白い粉が付着する。
◎コーキングの表面が白く変色していたり、細かなヒビが入っている。
◎コーキング部分に隙間(剥離)が生じている。
特に、隙間が何か所もあったり、太く長い場合は補修の検討が必要と
なりますので、注意して見てみましょう。
この経年劣化は条件によって異なりますが、新築後5年過ぎ頃から
徐々に兆候が表れてきて、8年過ぎ頃から隙間が発生し始めることが
多いようです。
私達も5年・10年の建物点検にお伺いした際には、必ず外壁コーキングを
チェックさせて頂いていますが、建物の状態を知っておくことは建物を
長持ちさせる上でとても大切です。ごく短時間でできますので、
コーキングの簡単チェック、一度実践してみてください。
アフターサービスG/M