スタッフブログ

知らない世界に触れると、人生ちょっと豊かになるかも

長谷川 優夏
カスタマーサポート 長谷川 優夏

いつも家計画のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます(*^-^*)
カスタマーサポートの長谷川です!

連日、北海道らしからぬ暑さが続いておりますが、皆さま体調など崩されていませんか?
私の実家にはエアコンがないので、「両親は大丈夫かな…?」と毎年心配になります。

話は変わりますが先日、人生で初めて「狂言」を観る機会がありました。
北海道に住んでいると、伝統芸能に触れる機会ってなかなかないですよね。
ところで、「能」「狂言」「歌舞伎」の違い、ご存じですか?

「能」と「狂言」はまとめて「能楽」と呼ばれ、室町時代に観阿弥・世阿弥の親子を中心に、足利幕府の庇護のもとで発展しました。
一方、「歌舞伎」は、安土桃山時代に出雲阿国という女性の踊りから始まり、江戸時代に現在のような形になったと言われています。
成立した時代に、実は250年ほどの差があるんですね!
また、能は武家社会で好まれ、江戸時代には幕府の「式楽(しきがく)」として格式高く扱われていました。
それに対して歌舞伎は庶民に親しまれ、大衆向けの演劇として発展したそうです。
上演される演目にも違いがあり、能は源氏物語・伊勢物語・平家物語などの古典文学を題材としていますが、歌舞伎は江戸時代の人々の暮らしや事件など、より身近な題材が多いそうです。

…と、解説を読んでも、分かるような分からないような感じですよね(笑)
現代風にたとえるなら、
「能」はオペラ、
「歌舞伎」はミュージカル、
「狂言」はコント

なのだとか。
そう言われると、なんだか急に身近に感じられませんか?

実際に観てみると、言葉遣いや設定は昔風でも、確かに「コント」でした!
小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い年齢層のお客さんが来ていて、会場全体で大笑い。
「難しそう」と思っていたけれど、こんなに面白いなんて…新たな発見でした!
現代はSNSなどの発展により、音楽も動画も自分の好きなそうなものばかり流れてきますよね。
でも、新しいものに触れるからこそ得られる驚きや感動もあると思います。

たとえば今日は、
飲食店でいつもは選ばないメニューを頼んでみたり、
本屋さんでたまたま手に取った知らない作家さんの本を読んでみたり、
CDショップで見かけたジャケットがおしゃれ!という理由だけで音楽を聴いてみたり
そんな“ちょっとした冒険”をしてみませんか?

以上、カスタマーサポートの長谷川でした♪