スタッフブログ

気遣い

上野 啓太郎
デザインプランナー 上野 啓太郎

こんにちは、設計担当の上野です。

突然ですが、我が家にはうさぎがいます。
名前は「ももちゃん」。男の子です。
かわいすぎてついつい過保護にしてしまい、最近は少しふっくらと大きくなってきたような気がします。

さて、話は少し変わりますが、私は仕事でもプライベートでもAI(ChatGPT)をよく使っています。
機密情報やお客様の個人情報は入れないように細心の注意を払っていますが、自分の話はついオープンになってしまって、ももちゃんの話なんかもAIとの会話の中でポロっと出ていたりします。

そんなある日、建築パースの検討用としてAIにパース作成をお願いしていたときのこと。
数回やりとりを重ねて、雰囲気の修正などをしていたら…


ももちゃん!?


なぜか、ももちゃんがパースの中に突然登場したんです。

「なぜももちゃん出てきたの!?」と驚いて、思わずAIに聞いてみました。
するとAIからの答えは、「数回の修正から、全体をもう少しやわらかく・かわいらしくした方が良いと判断し、ももちゃんを入れてみました」とのこと。

完全に意図していなかった展開でしたが、思わぬ気遣い(?)に驚かされると同時に笑ってしまいました。

この出来事、よくよく考えると私たち設計の仕事にも通じるなと思ったんです。
打ち合わせの中で、お客様がふとこぼした一言や、何気なく口にされた想いから、こちらなりに「きっとこうしたら喜んでもらえるかな」と想像してご提案することはよくあります。

でも、それが本当に求められていたことなのかどうか、見極めを誤ると、せっかくの提案も見当違いになってしまう。
“気遣い”と“おせっかい”は紙一重だなと、AIにももちゃんを登場させられて、ちょっと反省もした出来事でした(笑)。

ちなみに、そんなももちゃん、今では我が家のリビング一角(私のPCスペース)を、日々狙っています…。
ペットと暮らす方は、ぜひ最初からペットスペースも含めて計画していくことをおすすめします。私のように、あとから奪われかねません。。。

それでは、また次回。